日本伝統技術研究所を少し前に立ち上げさせて頂きました。
よろしかったら、お読みいただけたらと想います。
私のお爺ちゃんは左官職人でした。
子供のころの遊び道具は、祖父が仕事で作製したコンクリートの大きな像・かえるなどでした。そしてものごころつくと、自然とお爺ちゃんの手伝いをしていました。
その後営業職に就き、外構・土木・建築会社の経営に携わり、さまざまな職人さんとの出会いがありました。
また、岸和田だんじり祭りの仲間も職人が多くいることから、もっと活躍できる場があればと常々考えておりました。
妻の実家が飛騨高山という腕の良い職人さんが数多くいる場所で、お話をする機会が何度かありました。そのときに「冬は仕事が出来ない、出稼ぎでも大阪行くよ」とおっしゃっていました。
ある仕事で中国に行き・大型のお寺の仕事の依頼を受けました。
日本では出来ないくらいの大きな庭園。
しかし職人が足らない、今の仕事でいっぱい。仕事は断念。もったいないと単純に思いました。そしてチームを組んでアジア進出は面白いと感じました。
住宅の仕事でドイツに行く機会があり、職人にマイスター制度があることを知りました。
大工さんが、カッコいい衣装を着て夜の街を歩いているのをみました。
ドイツでは「職人さんは給料が高く、名誉ある職種」とのことでした。
日本では今後職人が減ることがめに見えている。
日本の伝統文化・またそれを支える職人も減少している。
AI化が進む現代に逆に光る職人技術が必要であり、
今後の文化も職人が手作業で作るものが価値あるものになるのではないかと思い、
挑戦のひとつとして、職人のみなさんと企業を結ぶきっかけになればと思っています。
よろしかったらHPもご覧ください。
http://nippon-dentou.com/